海野久作さんの『創作人物の名前について』を読んでみて
読者のみなさん こんにちは
今回は
夢野 久作 著
Yumeno, Kyusaku
創作人物の名前について
を拝読させて頂きましたので
筆者の感想や、感じた事を記事に
していきます。
『創作人物の名前について』は
青空文庫で読むことが出来ます。
夢野久作さんと聞いて、ピンッとくる
読者の方もいるのではないでしょうか
代表作は『日本探偵小説三大奇書』で
お馴染み『ドグラ・マグラ』です。
そんな作者の脳内の一片。
ちょっと、知りたくないですか?
※今回は記事において、あらすじや大きなネタバレは含みません。
夢野 久作
私達ができること
物語を書く上で登場人物というのは
抜かすことのできない不可欠な要素です。
私達が何気なく
読んで、見て、触れている
コンテンツには
"それら"は常々に
散りばめられています。
漫画に、ドラマに、映画に
沢山の創作物が、溢れる世の中で
そこに注視して触れている
時間はどれ程でしょうか?。
『創作人物の名前について』の
冒頭にはそれらを逆手に、
私達に訴えかけている
文があります。
もちろん"そこまで"を
考え詰める場合も
ないかもしれません。
(作者も読者も)
それでも少しでも
創作物に触れる際には
そこまでに到達したプロセス
を理解する姿勢は
必要であると感じました。
"それら"は何日もかけてたどり着いた
答えなのかもしれませんから。
ヒントの気づき
様々な条件や枠組みの中で
納得できる一つを決める為に
どうすればよいのか
"答え"を見つける為には
アンテナを張り巡らして
情報を引っ掛かるように
してなくてはいけません。
こちらの作品では
そこに至るまでの"やり方"が
まとめられています。
もちろん題にもあるとおり
創作人物の名前についてを
主軸として書かれてはいますが
別の何かでも結局は
同じことです。
もっぱら最近は素敵な作品を読んで
それらから
貰えた感情を吐露しています。
まぁつまりは
1つの作品を通して
こんな見方もできますよ!
という1人の読者として
提案していきたい訳でして。
その為には
日常的に感情を豊かに
する癖をつける必要があり、
そうすることで
多角的な視点が得られる。
そう決心できる程にこの作品からは
ヒントがたくさんもらえます。
読者の方々も
この作品に触れる時間の中で
様々なヒントが得られる
ことでしょう。
ぜひ読んでみてください。
挑戦したい方へ
これから何かを
していきたい!
やってみたい!
という方にもオススメの
作品であると言えます。
何かを始める時の考え方、
視点への切り替えは
意識がスタートラインになります。
こちらの作品は
意識する癖のやり方が
小説家目線で書かれています。
きっとこれから様々なことに
挑戦する方々への応用と
なることでしょう。
最後に
最初はドクラ・マグラの作者として
どんな難しい内容なのかと
思いました。
しかし、いい意味で意表突かれました。
朗読はこちら
海野さんが今の漫画に触れたら
どんな感想を話してくれるのか
知りたくて、少し寂しい気持ちになりました。
特にやや何でもありの異世界転生。
是非、読んでみて欲しい物です。
ここまで読んで頂き
ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。