新美南吉さんの『おじいさんのランプ』を読んでみて
読者のみなさん こんにちは
今回は
新美 南吉 著
Niimi, Nankichiおじいさんのランプ
を拝読させて頂きましたので
筆者の感想や、感じた事を記事に
していきます。
現代文に採用されたことがありますので
知っている方も多いのではないでしょうか?
中には授業で習ったと懐かしむ
読者の方もいらっしゃるかも
しれません。
『おじいさんのランプ』は
青空文庫で読むことが出来ます。
オススメです!
読者のみなさんは
『目標や夢』はありますか?
こうなりたい
これを達成したい
仕事や趣味、勉強にスポーツ
どんなことにも当てはまります。
いずれにせよ『目標や夢』を
達成する為には、
挑戦する気持ちと
行動力が必要です。
しかし、闇雲に行動していては
なかなか成果に辿り着くことは
難しいです。
そこには着眼点やセンスが
問われる場面があります。
※今回の記事において作品の内容に
面が多くなっています。
に目を通して頂けると安心して
読むことが出来ます。
あらすじも含めて
という感じです。
昔話が作品の内容の大半を締めますが
そこに【商売】の成功していく
過程が描かれています。
その時のおじいさんの表情や語り口が
容易に想像できる、分かりやすい
文章構成となっていますので
すらすらと読むことが出来ます。
時代の流れの速さ
時代の流れの中で
変化が目まぐるしい
と感じることはありませんか?
作中でも
その流れに翻弄される
場面があります。
実際、そのおかげで
おじいさんの生業
が危機に追い詰められます。
その時にとった行動は
あまり褒められた物では
ありませんでした。
しかし、そこにはおじいさんの
本心(魂)が隠されており
そこに気づくきっかけに
なったのは確かです。
きっと、点と点が繋がった
瞬間だったのだと思います。
やりたかったこと
おじいさんは
最初から最後まで
根底にあるものは
変わっていませんでした。
『目標や夢』に向かって何かを
始める時のその気持ちを
忘れないでいれば
どんな形であれ、絶対に
良い形で自分に返ってくる。
とても良い描写が
作品の最後にあります。
最後に
筆者は筋トレ中に
音声でこちらの作品を聴いていました。
本当に最後の場面で
涙腺が緩んでしまいダンベルを
落としてしまいそうになりました。
そして不思議と湧き上がる
やる気に驚いている自分もいました。
是非、おじいさんのランプを
読んでみてください。
朗読はこちら
ここまで読んで頂き
ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。