はてのえす

時には深く多趣味な人生を歩んでいます

平林 初之輔 秘密
海野 十三 三十年後の東京

車のバッテリー上がってしまった時の話

バッテリー上がり 自動車のトラブル

 

読者のみなさん こんにちは

 

今回は車のバッテリーについてのお話です。

JAF日本自動車連盟)によれば2021年度の

ロードサービス出動理由TOP3は、

1位が「バッテリー上がり」、2位が「タイヤのパンク」、3位が「落輪・落込」

と3種類が全体の約70%となり

バッテリー上がりについては全体の40%を占めています。

 

それほど身近に起こりうる

トラブルという訳ですね。

 

特にバッテリー の性能が落ちてしまう

気温の低い冬場は

要注意です。

 

この記事ではバッテリー上がりの前兆や予防、

発生してしまった際の対処法を紹介しています。

 

 

バッテリーってどんなもの?

 

そもそもバッテリーにはどんな

必要性があるのでしょうか?

 

車を動かす上で電気の力は必須です。

ルームランプやヘッドライト

エンジンのスタート時、クランキング等

あらゆる箇所で電気を使用します。

 

車はオルタネーター(発電機)と呼ばれる部品が

走行中に電気を発電して、それぞれの部品へと

電気を供給します。

オルタネーター

オルタネーター

 

残りの発電した電気はバッテリーへと

蓄電されていきます。

 

走行中であれば発電はされてますが、

信号待ちやエンジンスタートの時は

車は動いていません。

 

そこでバッテリーに蓄電した

電気を放電し、それぞれの部品へと

電気を供給します。

 

つまり、蓄電と放電を繰り返して

車を維持してくれているのが

バッテリーになる訳です。

自動車 バッテリー

 

 

バッテリーの寿命

 

約2〜3年になります。

もちろん目安ではありますが

バッテリーの寿命は突然やってきます。

 

バッテリーは冬場に性能が落ちます。

これは寒さで化学反応が鈍くなることが

原因となります。

まだ大丈夫だと思っても冬場、急に自動車が動かなくなり

寿命を迎える場合も少なくありません。

 

 

バッテリーの上がる前の前兆

 

エンジンがかかりずらい

キーを回したりプッシュスタートを押しても

エンジンがかかるのが遅くなります。

セルモーターの回転音も弱くなります。

 

ライト、室内灯、メーターパネル類の光量が下がる

電装系のパーツ類の光量が下がり始めます。

普段使用しているとなかなか気づきずらい

ポイントではありますが、怪しいと思ったら

バッテリーの劣化を疑いましょう

 

バッテリーの電圧が下がる

ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店でバッテリーの

電圧の測定を行っています。

使用しているバッテリーの劣化度合が

数値として出ます。

 

車 エンジンスタート



バッテリー上がりの原因と予防

 

 

電装品の消し忘れ、連続使用

ライトや室内灯の消し忘れ

停車時のエアコンの連続使用は充電されずに蓄電している

電気を使い切ってしまう原因となります。

降車時等、車から離れる時はしっかりと切れているか

確認してからにしましょう。

 

連続して短距離での移動

街中のみの運転や近場への移動等

短距離での移動は十分に電気が発電されず

バッテリーに蓄電されません。

週に何度かで良いので20分ー30分

車を動かしてあげましょう。

 

長期間運転しない

バッテリーに蓄電された電気は自然放電してしまいます。

なかなか運転しない場合でもエンジンをかけ、

30分程度のアイドリング

してあげましょう。

 

バッテリー液が少ない

バッテリーを正常に使用するためにはバッテリー液という

ものが必要不可欠です。電気を蓄電、放電する為には

化学反応を使用していますがバッテリー液が少ないと

化学反応が起きず、性能が落ちてしまいます。

 

バッテリーを見たときに

UPPER LEVEL


LOWER LEVEL

と書かれています。

LOWER LEVELに近づいていないか確認してみましょう。

少ない場合は補充すれば大丈夫です。

ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店で相談してみるのも

いいですね。

 

車 バッテリー

 

 

バッテリーが上がってしまったら

 

 

ジャンピングスタート

救援車のバッテリーから電気を供給してもらいエンジンをかける方法です。

ブースターケーブルを使用します。

ブースターケーブル

救援車のバッテリーと故障車のバッテリーを繋ぐコードです。

 

やり方を間違えると火災の可能性があります。

JAF日本自動車連盟)に分かりやすい

やり方と記事、動画がまとまっていますのでご紹介します。

 

 

救援車なしの方法

ジャンプスターターを使用する方法もあります。

 

携帯電話を充電するモバイルバッテリーに似ていて

普段、家庭用コンセントから充電しておき

バッテリー上がりの際に使用して

バッテリーへと給電します。

 

筆者が路上でバッテリー上がりを経験した際に

使用し、危機を脱したことがあります。

基本的にブースターケーブルを付ける箇所等は同じですが

それぞれの商品で仕様が異なります。

説明書をしっかり読み使用しましょう。

 

筆者が実際に使用して、事なきを得た商品はこちら

 

携帯電話の充電もできますので、

災害時用としても車載して損はないと思います。

 

 

最後に

 

 

バッテリー上がりは本当に突然やってきます。

劣化を感じたら予防的に早めに

交換することをオススメします。

 

自分の車のバッテリーのサイズが分からない場合は

1度、車の説明書を読んでみると良いかもしれません。

既定のサイズの記載があります。

 

またディーラー、ガソリンスタンドやカー用品店に行けば

適切なバッテリーを紹介してくれます。

相談してみるのも良いですね。

 

またドライバーには日常点検の義務があります。

バッテリーだけではなく、他の箇所も確認し

安心安全の運転を心がけましょう。

 

ありがとうございました。